ローヤルゼリーには、自律神経を整えたり、ホルモンバランスの調節をしたり、生活習慣病の予防や美容など、多くの効果があることが知られています。
特にサプリメントの種類が豊富で、ドラッグストアや通信販売などで簡単に購入することができます。
手軽にとることができる一方、早く効果を得たい、とついつい多く摂取してしまいがちですが、一日の摂取目安量を意識してとるようにしましょう。
ローヤルゼリーの摂取量は、日本健康・栄養食品協会によると、1日当たり500mg~3000mgとなっており、数値の幅が大きいため、どれくらいの量を目安としたらいいのかが分かりづらくなっています。
このような曖昧な表記は、年齢や性別、体重や体調などが一人一人違うこと、それによって各自で調節することを想定しているためと思われます。
最初は自分の体質に合うか分からない人が多いため、少ない量から摂取を始めましょう。
万が一アレルギー症状など体調に不安を感じたら、すぐに摂取を中止してください。
花粉症や、食物アレルギーを持つ方は何か症状が出ることがあるため、注意深く自分の体調に目を向けてください。
特に問題がなければ、その後上限値である3000mgを超えない範囲内で、自分やその日の体調に合った量に増減しながら続けるようにします。
健康食品ですから、一日に大量のローヤルゼリーをとることを考えるのではなく、毎日少しずつでも継続してとり続けることの方が大切です。
また、良質なローヤルゼリーは決して安いものではありませんから、経済的な面も考えて、無理なく継続することのできる量を自分で見つけましょう。
同じだけの量を摂取しているつもりでも、どのタイプのローヤルゼリーを選ぶかによって、摂取量が変動するため、注意が必要です。
ローヤルゼリーには、生、乾燥、調整と3つのタイプがあります。
生は文字通りそのままのもので、ビン詰めになって販売されているものが多く、乾燥は水分を抜くことで成分を凝縮し、カプセルや錠剤になっているもの、調整ははちみつや添加物など他の成分が加えられているものです。
このうち、乾燥は成分の純度が高く、凝縮されているため、過剰摂取になりやすいと考えられます。
乾燥でも生ローヤルゼリーに換算した際の成分量が表示されている商品がありますので、そういったものを選ぶと分かりやすいでしょう。
逆に、調整されているものは他の成分が入っているため、純度が低いことを覚えておきましょう。
ローヤルゼリーに限ってのことではありませんが、一度に過剰摂取してしまうと、思わぬ症状が現れる可能性があります。
まずは自分に合った摂取量を見つけられるまで、続けてみてください。