蜂蜜は働き蜂の食べ物。
それに対してローヤルゼリーは女王蜂専用の食べ物、スペシャルフードです。
蜂蜜は、働き蜂が花から集めてきた花粉を、働き蜂が持つ酵素によって変化させたもの。
これは花粉と共に働き蜂の専らの食糧となりますが、働き蜂がローヤルゼリーを口にすることは一生ありません。
では、ローヤルゼリーはどのように作られるのか。
蜂蜜が働き蜂の作るものなら、ローヤルゼリーは女王蜂が作るのかと言えば、もちろん女王蜂はそんな仕事はしません。
ローヤルゼリーを作るのも働き蜂の重要な仕事。
しかも、羽化して1週間後の若い働き蜂だけが、ローヤルゼリーを生成する能力を持っているとされます。
羽化して1週間と言えば、人間で言えば17~18歳くらい。
最も若々しい、生理学的に言えば最も新陳代謝が活発な年頃というわけです。
なるほど、若いピチピチの働き蜂だけが生成できるローヤルゼリー、若さと長寿の源泉というのも合点がいきます。
女性(もちろん人間の)にとって「若さ」とは、疲れを知らない体力、そしてみずみずしいお肌、そして女性としての機能が活発であること・・・。
女王蜂の、卵を産むための膨大な体力と女性としての機能、そして長く生きていつまでも若々しくそれを保つことのできる秘訣は、若いピチピチした働き蜂の若さとエネルギーを、もらいつづけることにあったのですね。
では、若い働き蜂は、どのようにしてローヤルゼリーを作るのでしょう。
それは、まず花粉や蜂蜜を食べて、それを体内で合成してローヤルゼリーを作ります。
ええー?ローヤルゼリーって、蜜蜂の排泄物なの?なんて、早とちりしないでくださいね。
ローヤルゼリーは、働き蜂の上顎と下顎の咽頭腺や大腮腺から分泌するという形で製造されます。
女王様に献上する食べ物は、製造法も高貴(?)なのです。
なんだか感動しますね。
ローヤルゼリーの働きのおかげで、女王蜂は働き蜂の20~30倍も長生きします。
たんぱく質、糖質、脂質はもちろん、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸などをバランスよく含むローヤルゼリーは、まさに最高の女性のためのミラクル・フードと言えるのではないでしょうか。
商標登録されたブランドのものもあります。
商標についてはppmark.comのサイトの解説が詳しいです。