肌の乾燥は美肌の大敵です。
肌を美しく保つには、水分量の維持が絶対条件といえます。
それでも様々な要因で水分は失われていきますが、しっかりと保湿することで取り戻すことができます。
ローヤルゼリーはスキンケア商品としても使用されていることから美容効果が高く、保湿効果にも定評があります。
その効果は内側から取り入れても高い保湿力を生み出すのですが、まずは保湿にはどんなことが大切なのかを知っておきましょう。
1-1.保湿のために大切な角質層
私たちの肌は、表皮の最も上にある角質層によって守られています。
角質層を構成するのは、10~20層ほどの角質細胞です。
この何重にも重なった角質細胞によって、外部からの水分の侵入を防いだり、内部の水分の蒸発を防いでいます。
角質層は外部からの異物の侵入を防ぐために、細胞同士が密着することで非常に厚くなっています。
手を洗ったりお風呂に入っても肌から水分を吸収しないのは、密着した細胞によってバリア機能が保たれているためです。
角質細胞は、ケラチンと呼ばれる硬いタンパク質で作られています。
それでも人の肌を触っても柔らかさを感じるのは、角質層に約30%の水分が含まれているおかげです。
この水分量は3つの保湿成分、皮脂膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質によって一定に保たれています。
この3つの成分が角質層の中でバランスを保つことで、肌のハリや潤い、柔らかさ、なめらかさが維持されています。
1-2.水分が失われる原因
私たちの肌は、本来は角質層に保湿成分が蓄えられ、何もしなくても肌の水分を保てる能力を持っています。
ところが加齢や生活習慣、栄養バランスの乱れ、紫外線、ストレスなど、毎日の生活で受ける影響や外的な要因によって保湿能力が衰え、肌の水分が失われていきます。
表皮の水分量が減少して乾燥すると、小じわができやすくなります。
さらに乾燥が進むと皮膚の奥にある真皮にまで影響してしまい、コラーゲンを傷つけ、しわやたるみの原因になってしまいます。
不足した水分を補うには、再び角質層の保湿成分バランスを戻してあげる必要があります。
肌の水分量を維持するには、角質層を乾燥から守り、しっかり保湿することが重要です。
ローヤルゼリーには保湿に欠かせない成分が数多く含まれています。
その成分一つ一つが、あらゆる面から保湿に働きかけ、肌に潤いを与えてくれます。
2-1.保湿力を高め潤いを保つ特有成分デセン酸
ローヤルゼリーには他の物質にはみられない特有成分、デセン酸がが含まれ、肌の保湿に効率よく作用します。
デセン酸は女性ホルモンと似た働きをする成分です。
女性ホルモンの一つエストロゲンは、セラミドと呼ばれる角質細胞間脂質を増やす作用があります。
セラミドは角質層内に存在する保湿成分の80%を占め、水分を維持する力を持っています。
デセン酸が女性ホルモンの作用を補ってくれるので、肌の乾燥や小ジワを防ぐことができるのです。
2-2.ビタミンが保湿環境を整えてくれる
ローヤルゼリーはビタミン類も多く含み、保湿効果をさらに高めてくれます。
肌によい成分の代表ビタミンCは、活性酸素の影響で酸化してしまった細胞を、抗酸化作用によって再び活性化させる働きがあります。
肌は加齢やストレス、紫外線などの影響を受けると、活性酸素が発生して角質層の細胞を酸化させてしまいます。
すると保湿成分自体が減少し、水分量も失われてしまうのです。
ビタミンCは角質層に発生した活性酸素を取り除いて、保湿成分が作られる環境を整えてくれます。
ビタミンB群の一つ、パントテン酸は新陳代謝を高め、角質細胞の生成を促してくれます。
またビタミンCのサポートとしての役割もあり、効率よく作用させることでコラーゲンの生成を促して、肌に潤いと弾力を与えてくれます。
2-3.角質層を作るアミノ酸で水分量アップ
ローヤルゼリーの成分で最も多いアミノ酸は、肌の保湿に得に重要な成分です。
非必須アミノ酸のアスパラギン酸やグルタミン酸は、天然保湿因子(NMF)を構成する成分となり、角質層の水分量を保ったりターンオーバーを正常化させてくれます。
他にもセリン、グリシン、必須アミノ酸のリジンもNMFの成分として水分量の維持に必要な成分です。
NMFは肌の保湿に欠かせない物質として知られ、その成分の半分はアミノ酸が合成して作られるタンパク質で構成されています。
また、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンもアミノ酸が原料になります。
さらに、角質細胞を作り出しているのもアミノ酸です。
ローヤルゼリーには体内では合成できない9種類の必要アミノ酸全てと、非必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、良質なタンパク質を作り出すことができます。
ローヤルゼリーは、良質なタンパク質でいくつもの潤い成分を作りだし、肌の保湿効果を生み出しているのです。
2-4.実証されているローヤルゼリーの保湿効果
ローヤルゼリーの保湿効果は実験で明らかにされています。
頬の角質水分量が多くはない健康な女性20名を対象に、ローヤルゼリーを12週間服用してもらい、水分量の変化を調べる実験が行われました。
服用後にアンケートで肌状態を聞き取り調査した結果、8週間の時点で水分量が上昇していることがわかりました。
このように、ローヤルゼリーの保湿効果は実際に使用された方に実感されています。
肌の保湿には、確かな成分を補っていくことが重要です。
毎日の生活にローヤルゼリーを取り入れ、乾燥肌に負けない美しい肌を維持していきましょう。