ローヤルゼリーには
生ローヤルゼリー
乾燥ローヤルゼリー
調整ローヤルゼリー
の3種類があります。
生ローヤルゼリー
文字通り生の状態で、とろりとしています。
働き蜂が「王台」に分泌したものを、蜂たちを巣から取り出してから採取するのですが、この取り出した時から72時間以内に採取したものを生ローヤルゼリーと呼んでいます。
乾燥ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーを乾燥させたもの。
ローヤルゼリー100%である点は、生ローヤルゼリーと変わりません。
調整ローヤルゼリー
ローヤルゼリー100%の製品ではなく、生ローヤルゼリーまたは乾燥ローヤルゼリーに、蜂蜜や乳糖などの調整剤、添加物などを加えたものです。
品質保持に必要な場合のみ、カプセル等に入れることが許可されており、総重量の6分の1以上のローヤルゼリーが含まれているという条件を満たした製品のみ、「調整ローヤルゼリー」として販売することができます。
条件を満たさないものは、「ローヤルゼリー入り〇〇」などとしか表記できません。
さて、生ローヤルゼリーは、蜜蜂の巣の中の「王台」と呼ばれる、いわば女王蜂専用の特製食器ですが、ここに溜まったローヤルゼリーを人間の手によって取り出した状態のまま、生のままのローヤルゼリーです。
せっかくのローヤルゼリー、やはり生のまま食べたいと思うのが人情でしょう。
ローヤルゼリーの食べ方としては、たしかに生が最もおすすめです。
ただし、乾燥ローヤルゼリーにくらべて長期の保存ができない(冷凍すれば1年持つと言われます)上、温度や光によっても変質しやすいので、生ローヤルゼリーは、冷暗所(冷蔵庫)に密封して保管し、3ヶ月以内に食べきるのがコツです。
生ローヤルゼリーよりも乾燥ローヤルゼリーのほうが安価に感じることもあるかもしれませんが、生ローヤルゼリーは原液のままビンなどに入っていますので、量が格段に多いのです。
たしかに、生ローヤルゼリーは生(き)のままのローヤルゼリーですので、ローヤルゼリーそのままの味がします。
これが苦手という方はカプセル入りの生ローヤルゼリーか、乾燥ローヤルゼリーが良いでしょう。
こちらのローヤルゼリーの成分と注意点のサイトもぜひ、ご覧ください。
ただし、生ローヤルゼリーは、良質のものほどピリッとした酸味があって、初めは飲みにくいかもしれませんが、このクセ味が品質の証ということも憶えておいていただきたいと思います。