毎年、暑くなってくると必ず夏バテに悩まされるという人は多いはずです。
夏バテとは、気温の上昇に体温の調節機能が追い付かず、食欲減退、疲れが抜けない、眠れないなどの症状が出ることをいいます。
エアコンのきいた涼しい室内と、蒸し暑い外の温度差によって体温調節がうまくいかなくなり、それと同時に自律神経の調節もうまくいかなくなることが原因と考えられます。
夏バテによる食欲低下で栄養が不足しがちになると、回復が遅れ、悪循環に陥ることがあります。
そんな時は、栄養価が豊富なものを口にして、少しでも栄養補給をするようにしましょう。
夏バテの対策として食欲のない時にもおすすめなのは、ローヤルゼリーです。
栄養ドリンクに配合されることも多いローヤルゼリーは、天然の滋養強壮成分を豊富に含んでいます。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、たんぱく質など、色々な種類の栄養が含まれる中でも、夏バテ対策として最も注目すべきなのがビタミンB群です。
ローヤルゼリーは、ビタミンB群の8種類すべてを含む、大変優秀な食品です。
疲労回復に役立つビタミンB1をはじめとする、ビタミンB群は、暑い時には汗と一緒に体外に排出されやすくなってしまうため、積極的に補給する必要があります。
アミノ酸も体力を回復してくれる栄養素であり、免疫力のアップにもつながります。
免疫力が高まれば、体力が落ちているときにひきやすい、夏風邪の予防にも効果があります。
また、デセン酸と呼ばれるローヤルゼリー特有の成分が自律神経のバランスを整え、症状を根本的に抑えてくれます。
ローヤルゼリーの一日の摂取目安量は、500mg~3000㎎といわれていて幅があります。
そのため、自分の体格や体調などに合わせて調節する必要があります。
大体、生のローヤルゼリーであればスプーン1~2杯ほどです。
一日にたくさん摂取しようとするより、このくらいの量を毎日続けてみてください。
これなら、食欲のない時でも、そのまま舐めるか飲み物に溶かしたりすれば摂取できそうですね。
カプセルや錠剤になっているものも、水と一緒に摂るだけでいいので手軽です。
できれば、夏バテになってからではなく、本格的に暑くなる前の梅雨頃から始めておくと安心です。
体調を崩す前に予防策をとって、今年も暑い夏をうまく乗り切りましょう。