ビタミンの一種であるビタミンEという名は、誰しも一度は聞いたことがあるでしょう。
しかし、どのような成分なのか、説明できる人は多くはありません。
そこで、ビタミンEの体内におけるはたらきや特徴、ローヤルゼリーとの関係について解説します。
ビタミンEは、油脂に溶けるという性質を持つ、脂溶性ビタミンの一種です。
脂溶性ですから、脂っこい食事を好む人には効果が高い栄養素で、ナッツ類やアボガド、植物性油に多く含まれますが、通常の食事ではなかなか十分に摂取することのできないビタミンです。
ビタミンEには、いくつかの重要なはたらきがあります。
2-1.抗酸化作用
ビタミンEのもつ効果の中で、最も注目される機会が多いのは、抗酸化作用です。
ビタミンEは細胞膜の中に多く存在し、活性酸素を除去して、身体の細胞を錆びから守るという役割があります。
この作用は、細胞の老化に歯止めをかけるとして、美容の面では美肌、アンチエイジング、健康の面では生活習慣病の未病に効果的であるといわれています。
近年は、生活習慣病の中でも、とくに動脈硬化やガンの予防への効果が期待されています。
2-2.血行改善
とくに女性に多いといわれる冷え性は、毛細血管の血流の滞りが原因です。
ビタミンEには、血管を拡張させて血液を行き渡らせやすくし、血行を改善するはたらきがあります。
また、心筋梗塞や脳梗塞といった、重篤な病気の原因ともなる血栓ができるのを防ぎます。
2-3.情報伝達の促進
ビタミンEは、細胞内での円滑な情報伝達をサポートし、細胞の寿命を延ばしたり、ホルモンバランスを整えたりします。
ホルモンバランスの乱れによるPMSや、生理不順、更年期障害などの症状を軽減します。
2-4.不妊症の改善
ビタミンEは黄体ホルモンの材料となり、不妊症や、妊娠初期の流産の防止に役立ちます。
血行を改善して子宮内膜を厚くし、着床率をアップさせます。
不妊症治療の一環として、産婦人科でも処方されることがあります。
ビタミンEが普段の食事から摂取することが難しいことは、冒頭でご説明しました。
そうなると、食事以外から意識的に摂取することが大切になってきます。
食事以外というと、真っ先にサプリメントが思い浮かぶでしょう。
しかし、ビタミンE単体をサプリメントなどから摂取するよりも、数十種類もの栄養素を総合的に補うことのできるローヤルゼリーと一緒に摂取するのがおすすめです。
ローヤルゼリー自体にはビタミンEは含まれていませんが、ビタミンEが配合されているローヤルゼリーのサプリメントが様々なメーカーから販売されています。
ローヤルゼリーには抗酸化作用をもつペプチドや、血行を改善させるアセチルコリン、ホルモンバランスを整えるデセン酸など、同様の効果のある成分が豊富です。
ビタミンEが持つ抗酸化作用や血行促進作用、ホルモンバランス調整作用との相乗効果にも期待できます。
気になる症状がある方や、美容に関心の高い方はぜひお試しください。
そして、ビタミンEの重要性をご理解いただけたら、ローヤルゼリーのもつたくさんの効果についてもぜひお読みになってみてください。