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生ローヤルゼリーの弱点とは?

たくさんの栄養素を含み、自然の万能薬にも例えられるローヤルゼリー。
完璧のようにも思えますが、実は非常にデリケートな食品でもあります。
生のローヤルゼリーにはいくつかの弱点がありますので、以下のことに注意してください。

1.保存時に注意したい弱点とは

賞味期限内でも、一度開封したら冷蔵庫での保存が基本です。
魚や肉などのように、ローヤルゼリーも生ものですから鮮度が大切です。
消費に時間がかかる場合には、冷凍庫で保存すると、2年ほどの長期保存が可能といわれています。

2.摂取時に注意したい弱点とは

ローヤルゼリーに含まれている栄養を最大限に身体に取り入れるためには、摂取する際にも注意したい点があります。

2-1.加熱しない
ローヤルゼリーの中で重要な成分であるデセン酸は、熱に強いという特徴を持っています。
しかし、その他のビタミンやアミノ酸などは熱によって壊れやすいため、加熱したり、熱い飲み物や食べ物に入れることなく摂取することをおすすめします。

2-2.タンニン、カテキンと摂取しない
ローヤルゼリーと飲み物を混ぜる際、タンニンやカテキンの入った飲み物とは摂取しないよう注意しましょう。
タンニンとは、主に緑茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種で、鉄分の吸収を阻害するという特徴があります。
ローヤルゼリーに含まれている鉄分は、ただでさえ吸収率の低い「非ヘム鉄」という種類の鉄分です。
それがタンニンと結びつくことで、さらに吸収率の低いタンニン鉄という形状に変化してしまいます。
ローヤルゼリーを摂取した後にタンニンが豊富な飲み物を飲みたくなったときは、最低でも30分以上間隔をあけるようにしましょう。

2-3.金属スプーンを使わない
ローヤルゼリーを扱う際、スプーンや食器は金属の物以外を使用しなければなりません。
金属とローヤルゼリーの成分が化学反応を起こして、品質が変わってしまうためです。
多くの生ローヤルゼリーにはプラスチックの専用スプーンが付属していますが、付属していない場合には、自分で専用のものを用意するなどしましょう。

3.ローヤルゼリーも、注意点を知っておけば安心!

これらのことに気を付けさえすれば、栄養価が高く、多くの効果が確認されているローヤルゼリーは、やはり優秀な健康食品であることに変わりはありません。
保存方法も摂取方法も、特別難しいことはありませんので、積極的に毎日の習慣として取り入れましょう。

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