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ローヤルゼリーのロイヤラクチンとは

ローヤルゼリーには、ロイヤラクチンと呼ばれるたんぱく質が含まれます。
ロイヤラクチンは、デセン酸、類パロチンと並び、ローヤルゼリー特有の成分の一つで、働き蜂と女王蜂、二つの全く異なる存在に運命を分ける重要な成分なのです。

1.働き蜂と女王蜂

女王蜂はもともと特別な生まれ方をするのではなく、他の働き蜂になる幼虫と同じように生まれ、3日目までは同じようにローヤルゼリーを与えられて育ちます。
そして4日目、ここからが働き蜂になるか女王蜂になるかを分ける、大きな分かれ道です。
働き蜂になる幼虫は、4日目からは違う餌を与えられます。
しかし、女王蜂になる幼虫は、その後も寿命を全うするまでずっとローヤルゼリーを与えられ続けます。
こうしてローヤルゼリーを与えられ続けた女王蜂は、他の働き蜂の1.5倍もの体格を持ち、20倍ほど長く生き、最も多い日で一日に2000個の卵を産むという過酷な労働に耐えうる肉体へと育つのです。

2.ロイヤラクチンの存在

女王蜂を決定づける重要な物質として、ロイヤラクチンの存在が報告されたのは2011年のことです。
県立富山大学の鎌倉昌樹氏により、ローヤルゼリーに含まれる数十種類の栄養素の中でも、ロイヤラクチンこそが、1匹の幼虫を女王蜂たる存在に誘導する物質である、ということが報告されたのです。
この論文が科学誌ネイチャーに掲載されると、大きな話題を呼びました。

女王蜂になるには、幼虫のふ化後、2~4日目の間にロイヤラクチンを取り込まなければならないことも分かっています。
また、鎌倉氏は、実験に良く用いられるショウジョウバエにもこのロイヤラクチンを与えました。
すると、ハエもまるで「女王バエ」のように、体格が2倍近くに成長することを発見しました。

3.人間に対する効果

蜂と人間は全くの異なる生物ですから、人間がロイヤラクチンを摂取したところで、女王蜂のように長寿になる、大きく育つなどといった効果を得ることはできません。

ただし、ロイヤラクチンは他の場面で、人間にもある一定の効果を示しています。
人の細胞にロイヤラクチンを添加したところ、細胞の活性化が認められ、老化した細胞の再生や、細胞を長生きさせる効果があることが判明しました。
このことは肌に対する効果が期待できるとして、アンチエイジング化粧品などに配合されるようになりました。

現段階では、美容効果のみが認められる一方で、健康に対する効果は分かっていません。
更に研究が進めば、他にどのような効果が秘められているかが今後明らかになるかもしれません。

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